バブルのつけ? 世代別での仕事とは

バブル景気は1980年代の後半から90年代初頭まで数年間続きました。

異様な景気であったこと、そして、お金の使い方があまりに異常だったことは当時のエピソードを紐解くまでもなく多くの人が認識していることです。

仕事ぶりに関しても当時の状況は今と考えればとてもスケールが大きく、経費の使い方などもかなり異常でした。

現在だとちょっとしたミスで経費として落ちなかったり、キャバクラでの遊興費を交際費として落とそうにも落とせない状況になっていますが、当時はそうしたものが認められていました。

こうした仕事ぶりを見てきた若者、いわゆるバブル世代が現在企業の中では主戦、そして管理職につき始めていますが、かなりの苦戦を強いられています。

バブル世代は同期がとても多く、役職につくことのできない人が多くいます。

就職氷河期に入った人もその煽りを受け、なかなか役職に就けないという人も多く、就けたとしてもバブル世代の社員からにらまれるということがあります。

バブルのつけは仕事ぶりにも現れており、最近の若者世代、その上の就職氷河期世代は、報告連絡相談、いわゆるホウレンソウを大事にしろと言われ続け、結果としてこうしたことを守りながら仕事をしています。

一方のバブル世代は、部下にはそう言いながら、自分自身はそこまで言われてこなかったため、調和よりも自分自身の決断を最優先しがちです。

しかも、責任を取るわけでもなく、どうにかごまかそうとする傾向にあります。

こうした人はどの世代にもいますが、若いうちにこれをしたら間違いなく評価を落とし、会社に入られなかった就職氷河期世代や若者世代とは違い、ちょっとのことは上の世代が尻拭いをしたり、許してもらえたりしたバブル世代にはこうしたことへの罪悪感がなく、ミスは自分で取り返すというアグレッシブさも特徴です。

もちろん、それが機能するときはいいのですが、うまくいかなかったときが大変で、結局は部下がその尻拭いをすることになります。

バブルはあくまでバブル、今の不景気にできることをやっていこうと言えるバブル世代は本当に少なく、なかなか環境に順応できずにいます。

そうしたことを考えると、バブル世代もある種、時代によって狂わされた被害者と言えます。